- 2025/11/22 掲載
近いうちの利下げ示唆=物価上昇リスク低減―NY連銀総裁
【ニューヨーク時事】ニューヨーク連邦準備銀行のウィリアムズ総裁は21日、南米チリの首都サンティアゴで講演し、「近いうちに政策金利のさらなる調整の余地があるだろう」と述べ、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げを支持する可能性を示唆した。雇用の下方リスクが増したと分析する一方、「インフレ上昇リスクが幾分減った」ことを考慮した。景気に配慮する姿勢をにじませた。
FRBは12月9、10両日、金融政策を決定する連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。これまでは、利下げで景気を刺激するとインフレ加速を招くとの懸念から、政策金利が据え置かれるとの見方が優勢だった。
【時事通信社】
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR