- 2025/11/25 掲載
米サンフランシスコ連銀総裁、12月利下げ支持 雇用悪化懸念で
デイリー総裁は「労働市場について、先手を打てるという確信が持てない」とし、米連邦準備理事会(FRB)が後手に回るリスクを懸念。その上で、採用も解雇も少ない「低採用・低解雇」の均衡が最終的に悪い方向に崩れるリスクが高まると見ていると述べた。
一方、関税によるコスト上昇が今年初めの予想よりも抑制されていることを考えると、インフレの急激な上昇はリスクが低いとの見方を示唆。FRBは失業率を上昇させることなくインフレ率を目標の2%に回帰させることができると依然として考えているとした。
またデイリー氏は、将来的に政策方針の転換が必要になるとの懸念から、FRBは利下げを控えるべきではないと述べた。
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