- 2025/11/26 掲載
キオクシアHD株が一時13%超安、米ベインキャピタル系による一部売却を嫌気
米投資ファンドのベインキャピタル系のBCPE Pangea Caymanが、同社株の一部をブロックトレードで売却すると前日に伝わり、手掛かりとなっている。これにより、BCPE Pangea Caymanは筆頭株主ではなくなるという。立花証券の調査部アナリスト・大牧実慶氏は「売却を嫌気する形で売りが出ている」と指摘する。
ブックランナーのゴールドマン・サックス証券が25日発表した。売却株数は3600万株で、主に海外市場で売る。同日終値9853円で算出すると、売却額は約3500億円となる。譲渡日は28日。
同社株は11日に上場来高値(1万4405円)を付けた後、足元では調整含みとなっている。AI(人工知能)・半導体関連は競争が激化しており、「AIをテーマにした物色は続くとみられるが、目先は選別が進みそうだ」(大牧氏)という。
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