• 2025/11/26 掲載

ノボノルディスクの次世代肥満症薬、中間試験で良好な結果示す

ロイター

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Mariam Sunny Mrinalika Roy

[25日 ロイター] - デンマーク製薬大手ノボノルディスクは25日、開発中の肥満症治療薬「アミクレチン」について、糖尿病患者を対象とした中間臨床試験で有望な結果が示されたと発表した。

2型糖尿病患者448人が参加した36週間の試験で、注射剤については週1回の注射で、アミクレチン投与群では最大14.5%の体重減少を達成してプラセボ(偽薬)群を大幅に上回った。経口剤では最大10.1%の減量効果が示された。

収益性の高い肥満症薬市場で米同業イーライリリー にシェアを奪われつつあるノボノルディスクにとって、この中間試験結果は極めて重要だ。

ノボノルディスクは前日、主力の肥満症薬「ウゴービ」の有効成分であるセマグルチドのアルツハイマー病患者を対象とした試験で期待外れの結果を公表した。同社は特許切れを前にパイプライン(開発予定の医薬品)の強化を急いでいる。

アミクレチンはノボノルディスクの次世代候補薬の中で最も注目される医薬品の1つで、「クラス最高の治療法」となる可能性があると広くみられている。かつてウゴービの後継候補として期待された「カグリセマ」は、過去2件の研究で減量効果が予想を下回り、最終的に投資家を失望させた。

BMOキャピタル・マーケッツのアナリスト、エバン・シーガーマン氏は、今回のデータはノボノルディスクの状況を完全に変えるには十分ではないが、同社にとって正しい方向への一歩を示していると指摘した。

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