- 2025/12/01 掲載
MSに人権リスク報告求める株主提案支持へ、ノルウェー政府系ファンド
[オスロ 30日 ロイター] - 運用資産規模2兆ドルを誇る世界最大の政府系ファンドのノルウェー政府年金基金グローバル(GPFG)は30日、米IT大手マイクロソフト(MS)が12月5日に開催する年次総会で、人権問題に深刻な懸念がある国で操業するリスクに関する報告書を求める株主提案に賛成票を投じると発表した。
GPFGはウェブサイトで「取締役会は企業が直面する重要なサステナビリティ(持続可能性)上のリスクや、事業と製品が及ぼす環境的および社会的な影響について説明責任を果たすべきだ」と表明した。6月30日時点でマイクロソフト株の1.35%を保有しており、評価額は500億ドル。保有株式としてエヌビディアに次いで2番目に多く、LSEGのデータによるとマイクロソフトにとって第8位の株主となる。
マイクロソフト経営陣は総会でこの提案に反対するよう株主に勧めている。
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