- 2025/12/01 掲載
新潟の地域振興に協力=柏崎刈羽原発を視察―経団連会長
経団連の筒井義信会長は1日、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)を視察した。視察後に新潟県庁で花角英世知事と面会し、「原子力の必要性はますます高まっており、その意義を積極的に発信する所存だ。経団連として県の地域振興に貢献したい」と述べ、地元経済界との対話や交流の機会を設ける考えを示した。
同原発を巡っては、11月21日に花角知事が再稼働を容認する意向を表明。今月2日に開会する県議会も同意する見通しだ。
筒井氏は面会で「引き続き東電に対して安全対策の徹底や分かりやすい発信を求めていきたい」とも語った。知事は「再稼働については肯定的な考えの人と否定的な考えの人が分かれている」とした上で、地域振興などの協力を求めた。
【時事通信社】 〔写真説明〕新潟県の花角英世知事(右手前)と面会する経団連の筒井義信会長(左)=1日午後、新潟市
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