- 2025/12/01 掲載
英製造業PMI、11月改定50.2 約1年ぶりに50上回る
内需の改善と海外受注の減速ペース鈍化が寄与した。
速報値から修正はなかった。
S&Pは声明で「11月は、新規受注が14カ月ぶりに下げ止まった。国内市場向け販売が改善したほか、新規輸出受注の減少率も12カ月ぶりの低水準に縮小した」と述べた。
S&Pによると、製造業全体の成長はなお弱く、生産が増加したのは投資財のみ。消費財と中間財の生産は減少した。生産が拡大したのは大手メーカーのみだった。
雇用は減少が続いたものの、減少幅は過去1年で最小に並んだ。
販売価格は23年10月以来、初めて下落に転じた。
企業の楽観度は9カ月ぶりの高水準。人工知能(AI)の活用やデータセンターの建設が自社の競争力向上や顧客企業の需要押し上げにつながるとの期待が一部で見られた。
調査はリーブス財務相が11月26日に予算案を発表する前に実施された。今回の予算案では260億ポンドの増税を打ち出したが、24年10月の予算に比べ企業の負担増は抑えられた。
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