- 2025/12/01 掲載
大手百貨店は全社増収=中国渡航自粛の影響限定的―11月
三越伊勢丹ホールディングス(HD)など大手百貨店3社が1日発表した11月の既存店売上高(速報)は、全社が前年同月比で増加した。気温の低下に伴い、冬物衣類などが好調だった。中国政府による日本への渡航自粛呼び掛けを受け、訪日客数の減少が懸念されているが、各社は現時点で影響は限定的だとしている。
売上高の伸び率は大丸松坂屋百貨店が5.1%、高島屋が3.5%、三越伊勢丹HDが0.6%。訪日客の購入額を示す免税売上高は、高島屋が3.1%、三越伊勢丹HDが4.8%、それぞれマイナスとなった一方、大丸松坂屋は13.6%増。マイナスとなったのは高額商品の売れ行きが前年伸びた反動などとしており、特に中国が大きな要因ではないという。
【時事通信社】
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