- 2025/12/04 掲載
地銀と連携強化=M&A増で「仲間づくり」―あおぞら銀社長
あおぞら銀行の大見秀人社長がインタビューに応じ、主力の投資銀行ビジネスを拡大するため、協調融資などを念頭に地方銀行と連携を強化する方針を示した。大型のM&A(合併・買収)案件が増加していることを踏まえ、「仲間づくりが重要になる」と語った。
大見氏は、買収対象企業の資産を担保に資金調達するレバレッジド・バイアウト(LBO)に関し、成功へ導くためには「経験や専門性が必要だ」と説明。ノウハウを学びたい地銀から研修の受け入れを進めていると明らかにした。地銀と関係を強化することで、地方での案件発掘にもつなげたい考えだ。
昨年、大和証券グループ本社と資本業務提携した効果については、法人融資先の新規開拓につながっていると評価し、「ウィンウィンの関係だ」と強調した。大和証Gはあおぞら銀の株式を約24%保有している。将来的な保有比率の引き上げについては、「今考える話ではない」と述べた。
【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答えるあおぞら銀行の大見秀人社長=1日、東京都千代田区
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