- 2025/12/04 掲載
中国の主要国有銀、元上昇を緩やかにするためドル買い=関係筋
ドル買いは元相場が3日に14カ月ぶりの高値に上昇した際に行われた。しかし、通常の取引戦略とは異なり、各行はスワップ市場にドルを再循環させなかったようだという。
市場筋はこの動きはドルの流動性を引き締め、元ロングのコストを引き上げることを狙ったものだろうと指摘した。
関係筋の1人は今回の国有銀行の措置について、元の上昇傾向を逆転させるというよりも、元上昇のペースを緩やかにすることを意図していると述べた。
国有銀行は中国人民銀行(中央銀行)の代理として取引を行うこともあるが、自己取引を行ったり、顧客のために注文を執行したりすることもある。
人民銀からはコメントを得られていない。
元はドルに対して年初来で約3.3%上昇している。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR