• 2025/12/05 掲載

金融政策で金利差縮めていってもらいたい=円安巡り小林日商会頭

ロイター

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Shinichi Uchida

[東京 5日 ロイター] - 日本商工会議所の小林健会頭は5日の記者会見で、為替円安を巡り、エネルギーを輸入して産業の基礎を回していく日本経済は不変だとし、「為替の打撃は非常に大きいのが現状」と述べた。その上で、利上げによる経営への影響もあるとしながら「為替に関して言えば、金融政策で金利差を縮めていくことをぜひやっていってもらいたい」と語った。

小林会頭は、為替の動きは実需に基づかない取引による影響もあるとして「あらゆる手を使って円高傾向に持っていってもらいたい」と求めた。企業が賃上げ努力をしてもインフレで帳消しされることは避ける必要があるとし、市場をよくみながら経済政策を実行していくことに注意を払うべきだとの考えを示した。

為替介入を検討すべきかとの質問に対しては「(片山さつき)財務相も言っているように、選択肢は常に持っているということ。すぐに介入してくれと言うつもりはないが、プロとして一番いい時に(行ってほしい)」と述べた。円高に誘導することで「そういうこと(投機的に円安を仕掛けている)にかかわっている人たちが損をするという世界も垣間見せないと」と指摘した。

中小企業にとって望ましい為替水準に関しては「(ドル/円で)少なくとも130円以下くらいじゃないか」との見方を示した。

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