• 2025/12/06 掲載

仏中銀総裁「あらゆる政策オプション排除せず」、上下のリスクに注視

ロイター

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[パリ 5日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるフランス中央銀行のビルロワドガロー総裁は5日、インフレの下振れリスクは上振れリスクと同程度に重要であるため、ECBは今後の理事会ではあらゆる政策オプションを残しておく必要があるとの見解を示した。

ビルロワドガロー総裁はフランス中央銀行の会合で、上振れ要因として世界的なバリューチェーンの分断化とドイツにおける公共支出の増加、下振れ要因として賃金上昇の鈍化やユーロ高、中国からの輸入品価格の低下が含まれると説明。

物価安定に対するリスクが現在、上下両方向に均等に存在する中で、ECBはインフレ目標を持続的に下回ることは容認できないと述べた。

その上で総裁は「今後の理事会において、全ての選択肢を残しておくことが重要だ。唯一固定されているのは2%のインフレ目標であり、最終的な金利水準ではない」とし、いかなる政策措置も排除しないとの考えを示した。

11月のユーロ圏のインフレ率は前年比で2.2%上昇と、前月から伸びがやや加速したものの、今年は大半の期間でECBの目標である2%近辺で推移している。

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