- 2025/12/08 掲載
11月倒産、778件=6カ月ぶり前年割れ―商工リサーチ
東京商工リサーチが8日発表した11月の企業倒産件数(負債総額1000万円以上)は前年同月比7.4%減の778件となった。サービス業などを中心に件数が減少。6カ月ぶりに前年を下回り、今年2番目の低水準だった。
ただ、物価高や人件費高騰が企業収益を圧迫する状況は続いており、商工リサーチは「単発的な動きの可能性がある」と分析。1~11月累計の倒産件数は前年同期比2.2%増の9372件で、通年では「2年連続で1万件を超えることがほぼ確実」とみている。
11月の産業別の倒産件数は、サービスや建設、製造、卸売り、運輸など、10分野中7分野で減少。小売り、不動産など3分野は増加した。人手不足による倒産は34件(前年同月20件)、物価高倒産は62件(同70件)だった。
【時事通信社】
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