- 2025/12/09 掲載
IBM、コンフルエントを110億ドルで買収 AI需要でクラウド強化
12月8日(ロイター) - 米IBMは8日、データインフラ企業コンフルエントを110億ドル相当で買収すると発表した。 人工知能(AI)主導の需要拡大を背景に、クラウドコンピューティングサービスを強化する狙いがあるとみられる。
買収の資金は手持ちの現金でまかなう。1株当たりの買収価格は31ドルで、直近終値に約34%上乗せした水準となる。取引は2026年半ばまでに完了する見通し。
今回の買収により、取引完了後最初の通年でIBMの調整後のコア収益が押し上げられ、2年目にはフリーキャッシュフローが増加すると予想されている。
コンフルエントはAIモデル向けの膨大なリアルタイムのデータストリーム管理に必要なテクノロジーを提供している。
コンフルエントの株価は午前の取引で約28%上昇している。一方、IBMの株価は0.8%と小幅高にとどまっている。
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