• 2025/12/09 掲載

船舶LNG燃料の供給、30年に7万トンへ=需要拡大で販売増見込む―大阪ガス社長

時事通信社

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大阪ガスの藤原正隆社長は8日までにインタビューに応じ、船舶向け液化天然ガス(LNG)燃料の洋上供給事業について、販売量を2030年に年間7万トンまで拡大させる計画を明らかにした。同社は2026年から参入する。LNGを燃料とする船はまだ少ないことから、藤原氏は「大きく需要が拡大する市場だ」と述べ、期待感を示した。

藤原氏は自社の強みとして「自分たちの(活動)エリアに船がたくさん通る大阪湾、瀬戸内海がある」ことを挙げた。同社は、大阪湾(堺市、大阪府高石市)と瀬戸内海(兵庫県姫路市)にLNG基地を2拠点保有。来年4月には洋上でLNGを供給する船舶も竣工(しゅんこう)する。

現在、船舶燃料の中心は重油や軽油だが、藤原氏は脱炭素化への移行過程でLNGへの転換が進むと予想。同社によると、LNG運搬船以外の同燃料船は、12年時点で全世界に32隻しか存在しなかったものの、24年時点では約600隻に増えたという。このため、今後のさらなる増加を見込み、洋上での船舶向けLNG供給事業に「力を入れていく」と語った。

【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに応じる大阪ガスの藤原正隆社長=2日、大阪市中央区 〔写真説明〕インタビューに応じる大阪ガスの藤原正隆社長=2日、大阪市中央区

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