- 2025/12/09 掲載
米消費者のインフレ期待横ばい、財政状況に懸念も=NY連銀11月調査
12月8日(ロイター) - 米ニューヨーク連邦準備銀行が8日発表した11月の消費者調査によると、米世帯の1年後のインフレ期待は3.2%、3年後と5年後のインフレ期待は3%と、いずれも前月から横ばいとなった。
一方、現在の財務状況に関する見方は「著しく悪化」したほか、1年後の見通しも「わずかに悪化」し、個人の現在および将来の財政状況についてより悲観的な見方が示された。
一方、雇用市場に対する見方は改善。1年後に失業率が上昇しているとの見方は前月よりも低下し、向こう1年以内に失業するとの見通しは2024年12月以来の低水準となった。自主的に離職する確率も低下した。
また、住宅価格の見通しは3%上昇と横ばいで推移。ただ、医療費については10.1%上昇と、2014年1月以来の高水準となった。
将来の収入・所得に対する期待は前月に引き続きプラスを維持した。
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