• 2025/12/11 掲載

米雇用コスト、第3四半期は前期比0.8%上昇 予想を小幅に下回る

ロイター

photo
会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。


Lucia Mutikani

[ワシントン 10日 ロイター] - 米労働省が10日に発表した第3・四半期の雇用コスト指数(ECI)は前期比0.8%上昇し、伸びは予想(0.9%上昇)を若干下回った。前四半期は0.9%上昇していた。労働市場の軟化が賃金の伸びを抑制しており、サービスインフレにとって好ましい兆候を示唆した。

前年同期比では3.5%上昇した。伸びは前四半期(3.6%上昇)から小幅鈍化した。

労働コストの大部分を占める賃金・給与は0.8%上昇。前四半期は1.0%上昇していた。前年同期比では3.5%上昇した。

インフレ調整後では前年同期比0.6%上昇、前四半期は0.9%上昇だった。

民間部門の賃金・給与は0.8%上昇した。前年同期比では3.6%上昇。前四半期は3.5%上昇していた。

サービス部門の賃金・給与は0.7%上昇と、前四半期の1.0%上昇から伸びが鈍化。一方、財生産の賃金は1.0%上昇し、前四半期から伸びが横ばいとなった。

州・地方自治体の賃金は0.7%上昇。前四半期は0.9%上昇だった。前年同期比では3.5%上昇した。

諸手当は0.8%上昇。前四半期は0.7%上昇だった。前年同期比では3.5%上昇と前四半期から横ばいとなった。

ハイ・フリークエンシー・エコノミクスのチーフエコノミスト、カール・ワインバーグ氏は、「米連邦準備理事会(FRB)の観点から見れば何の問題もないが、労働者は実質賃金の伸び悩みに不満を抱いている可能性がある」と指摘。その上で「これらのデータは、現時点で雇用コストがインフレリスクの要因になっていないというFRBの主張を裏付けている」と述べた。

同指標は、政府機関閉鎖の影響で発表が遅れていた。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

基本情報公開時のサンプル画像
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます

基本情報公開時のサンプル画像