- 2025/12/16 掲載
来年2月の豪利上げを予想、CBAとNAB
生産能力に制約がある中、インフレが加速していることが背景。
CBAの豪経済責任者、ベリンダ・アレン氏は16日の顧客向けリポートで「経済の均衡を回復し、インフレ率を目標値に戻すには利上げが必要だとみている」と指摘。
「ただ大幅な利上げサイクルは予想しておらず、RBAによる微調整のみが行われ、2026年末の政策金利は3.85%になるとみている」と述べた。
NABのチーフエコノミスト、サリー・オールド氏も、RBAが2月に政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げると予想。5月にも追加利上げがあり、ターミナルレート(金利の最終到達点)は4.1%になると見込んでいる。
オールド氏は、力強い成長と生産能力の制約が高まり始めていることを踏まえ「これほどの規模のインフレになれば、RBAは26年前半に金融政策の小幅な再調整を迫られるだろう」と述べた。
RBAは今年、3回の利下げを実施し、政策金利を3.6%としたが、経済成長の加速に伴いインフレが再び進行している。
10月の総合インフレ率は4カ月連続で加速し3.8%。トリム平均値は3.3%と、目標レンジ(2─3%)の中間値を上回っている。
ブロック総裁は先週、政策金利を据え置いた後、追加緩和の可能性を否定し、インフレ圧力が根強い場合、次の動きは金利引き上げになると警告した。
スワップ市場が予想する2月の利上げ確率はわずか25%。ただ、5月の利上げ確率は約70%となっている。
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