- 2025/12/16 掲載
企業の半数超が「年賀状じまい」=手間を敬遠、送付は3割―帝国データ
帝国データバンクは16日、企業の年賀状送付に関する調査結果を公表した。年賀状を送るのをやめる「年賀状じまい」をした企業の割合は、全体の58.1%に上った。手間や費用が敬遠されたとみられ、来年1月の年賀状を送る企業は29.1%にとどまった。
内訳を見ると、2026年1月分から年賀状を送るのをやめると答えた企業は10.3%。23年1月分より前にやめたのは22.0%。24年分からは15.4%、25年分からは10.4%だった。企業からは「送らなければ失礼に当たるという雰囲気が薄らいできた」(機械製造)などの声があった。
調査は5~10日にインターネットで行い、有効回答は1205社だった。年賀はがきの当初発行枚数は減少が続いており、日本郵便によると26年用は前年比30.1%減の約7億5000万枚にとどまっている。
【時事通信社】 〔写真説明〕ポストに年賀状を投函(とうかん)する女性=15日、東京都千代田区
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