- 2025/12/17 掲載
ヤマハ発、来春に新基準原付き=125cc「買い・乗りしやすく」―設楽社長
ヤマハ発動機の設楽元文社長(63)は17日、排ガス規制の新基準に適合した排気量125ccの原付きバイクを来年3月に発売する予定だと明らかにした。これまで主流を占めた排気量50cc以下のバイクは排ガス規制をクリアするのが難しく、各メーカーは「新基準原付き」に力を入れている。設楽氏は「買いやすく、乗りやすくなる方向で導入する」と意欲を示した。
静岡県磐田市の本社で時事通信などの取材に応じた。新基準原付きは出力を抑えることで、125ccでも原付き免許や自動車の普通免許で運転可能。設楽氏は「若者世代に二輪の入り口として手を出しやすくするのが重要だ」と話した。
国内で新基準原付きの発売を明らかにしたのは、ホンダに続き2社目。現在台湾で生産しているスクーター「ジョグ125」をベースに改良し、「今までの基準と混乱を来さない形で導入したい」と説明した。
【時事通信社】 〔写真説明〕取材に応じるヤマハ発動機の設楽元文社長=17日午後、静岡県磐田市
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR