- 2025/12/18 掲載
ドローンネットが倒産=負債1445億円、今年最大
東京商工リサーチなどによると、ドローンの開発・販売や暗号資産採掘(マイニング)装置の販売などを手掛けるドローンネット(東京)が18日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債総額は1445億円で今年最大という。
ドローンネットは2017年設立。ドローン本体や関連機器の開発・販売、ドローン操作のスクール運営のほか、マイニング事業にも参入。暗号資産の還元や節税効果をうたってマイニング装置の購入者を募り、25年2月期には前期比2倍以上となる977億円の売上高を計上した。
しかし、東京国税局から約30億円の所得隠しを指摘されたことが今年6月に発覚。11月に取引先への支払いが困難となったことに加え、事実上の経営者が今月死去したことで事業継続を断念。17日に破産を申請した。
【時事通信社】
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