- 2025/12/19 掲載
ECB総裁、ウクライナ向け「賠償ローン」でEUの合意確信
EUは、域内に凍結されたロシア中央銀行の資産を裏付けとしてウクライナ向けに融資を実行する方針。ロイターが確認した草案文書によると、EUは傘下の機関にこうした融資の具体的な枠組みを早急に構築するよう要請する考えだ。
ラガルド氏は、EU指導者らがこの構想で意見を一致できると思うかと聞かれると「問題の重大性を踏まえれば、彼らは解決策を見つけ出すと確信している」と語った。
またラガルド氏は、EUの計画が主権資産の保護を規定する国際法に抵触することがあってはならないと改めて強調しつつも解決策が打ち出されると予想。「それはいつもの欧州的なやり方になるかもしれない。つまり堂々巡りで時間がかかり、うまくいくのかどうか多くの憶測を呼ぶだろう。しかし私は、解決策を見つけられると確信している」と繰り返した。
一方でラガルド氏は、こうした計画をどう進めるかの決定は最終的に政治的な問題だとくぎを刺した。
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