- 2025/12/19 掲載
独経済回復、来年は低調なスタートに=連銀
ナーゲル総裁は声明で「進展は当初は低調だが、その後徐々に加速する」とし「2026年第2・四半期からは、主に政府支出と輸出の回復にけん引され、経済成長は著しく強まるだろう」と述べた。
連銀は25年の成長率予測を0.2%とし、従来予測のゼロから引き上げた。26年の成長率は0.6%と予測。6月時点の予測は0.7%だった。
一方、インフレ見通しは大幅に修正した。賃金の「異例の急上昇」が主因で、賃金上昇率が今後数年にわたり長期平均を上回る可能性があるとしている。
賃金は25年に4.7%、26年に4.0%上昇し、その後も3%の伸びが続くと見込まれる。低失業率や労働力不足の拡大、労働時間の増加が背景。
賃金の急上昇を背景に、消費者物価は来年2.2%上昇する見通し。従来予想は1.5%上昇だった。食品と燃料を除く来年のコアインフレ率の予測も1.9%から2.4%に上方修正した。
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