- 2025/12/22 掲載
太平洋工業、TOB期間を来年1月13日まで延長 MBOの一環
[東京 22日 ロイター] - 太平洋工業は22日、非公開化を目的とするMBO(経営陣が参加する買収)の一環として実施している株式公開買い付け(TOB)の期間を22日から来年1月13日まで延長すると発表した。
同社は7月にTOBを発表し、当初は2050円だった買い付け価格を10月下旬に2919円に引き上げている。発表によると、TOB成立可能性を高めるため、同社株0.43%を保有する小野電産業に応募意向を確認し、22日に全株の応募と、これを撤回しない合意を口頭で結んだという。
太平洋工業を巡っては、アクティビスト(物言う投資家)のエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが同社株式を買い増しており、11月12日には16.37%保有を関東財務局に報告。保有目的を「投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」としている。
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