- 2025/12/22 掲載
マグロ釣り、26年度から届け出制に=遊漁の全体像把握へ―水産庁
営利目的や調査・研究ではないレジャーでのクロマグロ釣りが届け出制となる。水産庁は22日までに、釣り人や遊漁船を出す業者、プレジャーボートの運航者を対象に2026年4月1日から制度を導入すると発表。来月1日から受け付けを始める。今後クロマグロの遊漁を「漁獲可能量制度」による管理に移行していく方針で、まずは届け出制の導入で遊漁の全体像を把握する。
釣り人は、海域ごとに来年度の初回の釣りの1営業日前までに、インターネットやLINEなどを通じ、氏名や住所、連絡先を届け出る。船を出す業者や、プレジャーボートの運航者は、来年3月20日までに、海域・船舶ごとの届け出が必要だ。
違反発覚後、再び届け出ずに釣りや運航をした場合、1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が科される。レジャーでのマグロ釣りにはこれまで、30キロ以上の個体を釣り上げた場合の報告義務などがあったが、事前の届け出は不要だった。
【時事通信社】 〔写真説明〕水産庁が入る中央合同庁舎1号館=東京都千代田区
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