- 2025/12/22 掲載
金先物、2カ月ぶり最高値=NY相場高と円安
日本取引所グループ(JPX)の大阪取引所で22日、金先物相場が急伸した。取引の中心となる2026年10月決済物が、前週末比573円高の1グラム当たり2万2690円で終了し、約2カ月ぶりに最高値を更新した。米国の利下げ観測の高まりなどを背景に、国際指標となるニューヨーク金先物相場が前週末に上伸した流れを受け、国内の金にも買いが集まった。
米国では、インフレ鈍化や雇用の弱さを示す経済指標の発表が相次ぎ、市場では、利下げ継続への期待が強まっている。金利が付かない金の相対的な魅力が高まる中、ニューヨーク相場は最高値圏で推移している。
為替市場の円安・ドル高も追い風となった。19日の日銀の利上げ決定後も円安が進み、円建て価格を押し上げた。
【時事通信社】 〔写真説明〕大阪取引所=大阪市中央区
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