- 2025/12/22 掲載
ECB、必要なら再び行動の用意=スロバキア中銀総裁
カジミール氏は寄稿文で「来年は家計、企業、われわれの政策が対応を迫られるような新たな課題が生じる可能性が高い」と指摘。「将来の動向によって新たな措置が必要と判断されれば、われわれは引き続き柔軟に対応し、介入する準備ができている」と述べた。
また、ユーロ圏の経済基盤に「ひび割れが見え始めている」とし、欧州の資本市場を統合し、企業の「官僚的な負担」を軽減する構造改革を通じて、ひび割れに対処すべきだと主張した。
ECBは先週の理事会で、4会合連続となる政策金利の据え置きを決定。良好なインフレ見通しを公表したが、ユーロ圏の中銀総裁からは楽観的な予測に対するリスクを警告する声が相次いでいる。
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