- 2025/12/23 掲載
アルファベット、クリーンエネ企業買収 AI推進で電力確保
米国では人工知能(AI)ブームを背景としたデータセンター建設ラッシュに伴う電力需要に供給能力がなかなか追いつかない中で、巨大テック各社はエネルギー企業への投資に力を注いでいる。この買収に基づきアルファベットは、開発中もしくは建設中のインターセクトのエネルギー関連とデータセンターのプロジェクトを取得する。
インターセクトは現在、稼働中ないし建設中の資産150億ドル相当を保有。2028年までに全てのプロジェクトを通じて約10.8ギガワットの電力供給態勢が稼働するか、稼働に向けた開発が進むと見込まれる。これは米西部の水力発電所「フーバーダム」が生み出す電力の20倍超となる。
インターセクトはアルファベットによる買収後も、独立して事業を運営する。南部テキサス州で既に稼働中の資産と、西部カリフォルニア州で開発中の資産は買収対象にはならない。
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