- 2025/12/23 掲載
「訪中、見通し明るくない」=筒井経団連会長
経団連の筒井義信会長は23日の記者会見で、日中経済協会(日中経協)や日本商工会議所と来年1月に計画する北京訪問について「見通しは明るくないと聞いている」と述べ、中国側の受け入れに不透明感が強まっているとの認識を示した。高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁を発端に日中関係が冷え込んでおり、「政治的に難しい局面にある」と指摘した。
ただ筒井氏は「(日中は)幅広い分野で意思疎通を粘り強く堅持していくことに尽きる」と語り、対話継続の意義を強調した。先月下旬以降、筒井氏と日中経協の進藤孝生会長(日本製鉄相談役)はそれぞれ在日中国大使館を訪ね、訪中団の重要性を訴えたという。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見する経団連の筒井義信会長=23日午後、東京都千代田区
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR