- 2026/02/09 掲載
東京外為市場・午前=ドル157円挟み上下、口先介入などに神経質
[東京 9日 ロイター] - 午前のドルは157円台と156円台を行き来する不安定な値動きとなった。自民党が単独で定数の3分の2以上の議席を確保したと報じられた衆院選の結果を受け、株高が進んだほか、157円後半までドル買い/円売りが進む場面もあった。一方、為替介入の前段階とされるレートチェックや口先介入に対する警戒感が相場を下押しし、神経質な展開が続いた。
ドルは早朝の取引で158円目前まで上昇した後、一時156円後半に1円以上下落。その後もドル買い/円売りが強まるとすぐに下落する値動きが続いた。
自民党の大勝はある程度織り込まれていたとの指摘もあり、前週までに構築した円売りポジションを「いったん手じまう動き」(あおぞら銀行の諸我晃チーフ・マーケット・ストラテジスト)も出たとみられる。
三村淳財務官は為替について、「高い緊張感を持って注視」する姿勢を示した。発言後、ドルは156円後半まで下押しし、しばらくもみ合った後に再び156円半ばまで下げを深める場面もあった。
三村財務官は9日、衆院選で自民党が大勝した結果を受けた為替の動きについて「市場を高い緊張感をもって注視するのみだ」と語った。片山さつき財務相が同日にも市場と対話する可能性があると話しているとの質問には「常に対話をしている」と応じた。
市場では政府側が相次いで発する「対話」について、「レートチェックや口先介入が含まれる可能性もある」(野村証券チーフ為替ストラテジストの後藤祐二朗氏)との声が上がった。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR