- 2026/02/10 掲載
米クローガー、新CEOにウォルマート出身のフォラン氏指名
[9日 ロイター] - 米小売り大手クローガーは9日、新たな最高経営責任者(CEO)にグレッグ・フォラン氏を指名したと発表した。
2025年3月、倫理規定に違反する行為があったとしてロドニー・マクマレン前CEOが辞任して以来約1年ぶりに正式なトップが決まった。これまで暫定CEOを務めていたロナルド・サージェント氏は取締役会長となる。
フォラン氏は25年10月までニュージーランド航空CEOで、14-19年はウォルマートの米国事業CEOとして経営立て直しに手腕を振るったことで知られる。同氏の下でウォルマートは計20四半期にわたって既存店売上高を伸ばした。
クローガーが米証券取引委員会(SEC)に提出した書類によると、フォラン氏の年間基本給は150万ドル。これに加えて業績に応じて基本給の最大200%の現金と、長期のインセンティブ報酬として1200万ドルが支給される。
エバーコアISIのアナリスト、マイケル・モンタニ氏は「(フォラン氏が)ウォルマート米国店舗事業の立て直しで実績を示したことで、クローガーに即座の信頼性をもたらすと(われわれは)確信している」と述べた。
クローガーは25年12月、年間売上高目標を下方修正し、持続的なインフレ下で米国消費者がより選択的になっていることを示唆した。
一方モルガン・スタンレーのアナリストチームは「フォラン氏が引き継ぐのは、ウォルマートの一体化されたチェーンよりもはるかに複雑な複数ブランドの組み合わせだ」と指摘した。
同チームは、フォラン氏が店舗運営の強化と、クローガーがデジタル成長を加速させる手段を有しているかどうかの評価に注力しそうだとの見方を示した。
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