- 2026/04/02 掲載
印マルチ・スズキ、値上げ示唆 中東情勢緊迫でコスト上昇
[ニューデリー/ベンガルール 1日 ロイター] - インド自動車最大手のマルチ・スズキは1日、製品価格を引き上げる可能性を示唆した。中東情勢の緊迫に伴う商品価格高騰により、昨年の消費税減税によるコスト低減効果が事実上相殺された形だ。
イランを巡る紛争により、石油・ガスから自動車製造に用いられる主要金属に至るまで、幅広い分野で価格が上昇している。
スズキが過半数株式を保有するマルチ・スズキは、現時点で供給の混乱には直面していないとしつつ、将来的にそうした状態に陥るリスクがあると認めた。
インド政府が昨年9月に実施した大幅な減税は、価格に敏感な消費者を販売店に呼び戻し、マルチ・スズキが主力とする小型車の需要回復に寄与した。しかし、今回の値上げで回復基調が打撃を受ける恐れがある。
同社の昨年4─9月の販売台数は5.8%減少したが、10─3月は12%急増した。小型車の需要が供給を上回り、納車待ちは1カ月に及んでいる。
同日発表した3月の国内販売台数は前年同月比10%増、輸出は同43%増となった。一方で同社幹部は、年間輸出量の12.5%を占める中東向けの出荷に遅れが生じるとの見通しを示した。
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