• 2026/04/03 掲載

米ブルー・アウル、傘下2ファンドの引き出し制限 請求殺到で

ロイター

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Isla Binnie

[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米資産運用会社ブルー・アウル・キャピタルは2日、傘下の2つのファンドからの資金の引き出しを制限すると発表した。第1・四半期にこれらファンドへの解約請求が殺到したことを受けた措置だ。

人工知能(AI)の技術進歩が特にソフトウエア業界に打撃を与えるとの懸念が強まる中、過去に約3000億ドルの運用資産のうち約8%がソフトウエア分野だとするブルー・アウルには解約請求が殺到していた。

今回、資金の引き出しを制限したのは、運用額が62億ドル規模のテクノロジー特化型ファンド「ブルー・アウル・テクノロジー・インカム・コーポレーション」(OTIC)と運用額36億ドル規模の「ブルー・アウル・クレジット・インカム・コーポレーション」(OCIC)。

ブルー・アウルが発表した暫定データによると、第1・四半期にOTICには出資額の40.7%、OCICには出資額の21.9%の解約請求があった。関係者によると、業界の四半期の解約申請率としては過去最大級となる。

ブルー・アウルは以前、OTICへの出資額の15.4%の引き出しを認めていたが、今回は市場心理とポートフォリオの実際のパフォーマンスとの間に「著しい隔たり」があるとして、5%に制限すると発表した。

2日の発表を受け、ブルー・アウルの株価は2日の取引時間中に過去最安値を更新した。同社の株価は数カ月間にわたって下落を続けており、26年に入ってから時価総額の約半分を失った。同業のアレス・マネジメント、アポロ・グローバル、ブラックストーン、カーライルなどの株価も下げた。

米CFRAリサーチの最高投資ストラテジスト、サム・ストバル氏は発表について「このセクターがいかに流動性に欠けるかを改めて示すものだ」とした上で、「これはプロ向けのセクターだ」と指摘した。

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