- 2026/04/08 掲載
午後3時のドルは158円前半に下落、イラン巡り停戦合意 戦闘の終結見極め
[東京 8日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 158.27/158.29 1.1690/1.1694 185.05/185.06
午前9時現在 158.72/158.73 1.1684/1.1689 185.48/185.50
NY午後5時 159.61/159.64 1.1594/1.1596 185.02/185.16
午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤から1円以上ドル安/円高の158円前半で推移している。米国とイランが2週間の停戦で合意したことで、ドル買いの巻き戻しが進んだ。最終的な戦闘の終結を不安視する声が残るほか、ホルムズ海峡の航行状況を見極めたいとの声も聞かれた。
朝方に停戦合意の報道が出始めると、ドルは159円後半から急落。停戦合意やホルムズ海峡での航行に関するイラン側からの反応も報じられる中で158円台に下落し、午後に入ると一時158.10円まで下げ幅を広げた。
ホルムズ海峡の安全な航行にトランプ米大統領とイラン側双方が言及したことは想定以上との見方が複数聞かれ、ドル買いの巻き戻しが進んだ。
イラン情勢を巡る有事のドル買いはこれまで、為替介入への警戒感が強かった対円より、ユーロなど他通貨に対しての方が入りやすかったとみられており、対円でのドル売りは他通貨に比べてやや限られたとの見方もある。ユーロはドルに対して、一時1.17ドル超まで上昇した。
バークレイズ証券の門田真一郎・為替債券調査部長は、今回の停戦が「一時的なのか、恒久的な和平合意につながるのか」が注目だと話す。2週間の停戦中に、状況が悪化すれば再び有事のドル買いに振らされる可能性はあるものの、交渉の進捗やホルムズ海峡での船舶の通航状況など続報次第では「懸念が後退する」とみている。
門田氏は、ホルムズ海峡が開放されても原油価格は完全に元の水準には戻らないため、物価の押し上げ圧力が日銀の利上げ期待につながって円高圧力となると指摘。一方、日本の貿易赤字が拡大して需給的に円売りが増える側面もあるとみる。
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