- 2026/04/10 掲載
再送-東京株式市場・大引け=大幅反発、一時5万7000円台回復 ファーストリテが押し上げ
Hiroko Hamada
[東京 10日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅に反発し、前営業日比1028円79銭高の5万6924円11銭で取引を終えた。前日に好決算を公表したファーストリテイリングが大幅高となり、指数を押し上げた。米国とイランの戦闘終結に向けた協議を明日に控える中、楽観的なムードが広がり、次第に企業業績に市場の関心が向かっているとの声もあった。日経平均は一時5万7000円台に乗せ、3月3日以来の高水準を付けた。
日経平均は前営業日比370円高でスタートした後上げ幅を広げ、後場中盤には1117円高の5万7012円77銭まで値上がりした。指数寄与度の大きいファーストリテのほか、AI(人工知能)・半導体株が堅調で相場を支えた。米国とイランは明日、仲介国のパキスタンで協議を行う予定で「事態の進展を期待する楽観的な見方が相場を支えている面もありそうだ」(国内証券・アナリスト)との声が聞かれた。
日経平均は5万7000円台を付けた後、やや上げ幅を縮小し、もみ合いとなった。物色面では、好決算を公表した銘柄の一角に買いが入った半面、中東情勢悪化に伴い上げていたディフェンシブ株の一角が売られた。
マネックス証券のチーフ・マーケット・アナリスト、吉野貴晶氏は「原油市場では米WTI原油価格が下げ止まっており、中東情勢の終結を見込んでいるとは言い難い。日経平均は5万7000円台に乗せたが、やや期待先行で上げている面もありそうだ」と話した。
TOPIXは0.04%安の3739.85ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.04%安の1927.87ポイントだった。プライム市場の売買代金は8兆7378億4000万円だった。東証33業種では、非鉄金属、ガラス・土石製品、小売など12業種が値上がり。鉱業、卸売、情報・通信など21業種が値下がりした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.55%高の764.84ポイントと、小幅に反発した。
前日に決算を発表した銘柄では、ローツェがストップ高で取引を終えたほか、古野電気が13%超高となった。半導体関連では、キオクシアホールディングス、東京エレクトロン、レーザーテックが堅調。フジクラも買われた。
一方、塩野義製薬、中外製薬が下落。任天堂やソニーグループも売られた。
プライム市場の騰落数は、値上がり469銘柄(29%)に対し、値下がりが1050銘柄(66%)、変わらずが58銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 56924.11 +1,028.7 56265.77 56,251.18
9 ─57,012.77
TOPIX 3739.85 -1.62 3750.49 3,736.60─
3,761.80
プライム市場指数 1927.87 -0.69 1934.10 1,926.30─
1,938.98
スタンダード市場指数 1670.29 -5.09 1679.28 1,668.76─
1,685.68
グロース市場指数 987.02 +3.39 984.62 980.97─99
7.13
グロース250指数 764.84 +4.22 761.39 759.23─77
2.40
東証出来高(万株) 243266 東証売買代金(億 87378.40
円)
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