• 2026/04/14 掲載

アックマン氏の運用会社、新ファンドとの同時IPOへロードショー開始

ロイター

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Pritam Biswas Arasu Kannagi Basil

[13日 ロイター] - 米著名投資家ビル・アックマン氏が率いる運用会社パーシング・スクエアは13日、同社と新設する投資ファンド「パーシング・スクエアUSA」を同時に上場する新規株式公開(IPO)計画のロードショー(事前説明活動)を開始した。

中東情勢緊迫で株式市場は値動きが不安定になっており、通常なら企業がIPOの実行を思いとどまるケースが多い。ただアックマン氏は市場の混乱を逆手に取り、新設ファンドを通じて割安化した魅力的な資産を購入することを目指している。

パーシング・スクエアUSAはIPOと私募によって50億─100億ドルを調達するとともに、1株50ドルで株式を売り出す見通し。

既に私募でファミリーオフィスや年金基金、保険会社といった投資家から28億ドルの資金を確保。これらの投資家は、パーシング・スクエアUSA株100株を購入すると、パーシング・スクエア本体の株式30株を受け取ることができる。

アックマン氏は2024年に同様のIPOを計画していたが、直前になって撤回に追い込まれていた。

パーシング・スクエアUSAは、アックマン氏が運用する既存のヘッジファンドの戦略を踏襲し、北米に上場する割安と判断した12-15社に投資する。より迅速な投資機会を提供し、成功報酬(パフォーマンスフィー)を課さないことで、幅広い投資家層にアピールしようとしている。

アックマン氏はパーシング・スクエアの投資戦略を、伝説的投資家であるウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイに倣う形の長期投資モデルへの転換しつつある。

この戦略は、大型株を中心に大きな持ち分を取得し、数年単位で受動的に保有することに重点を置く方式で、企業経営陣と対立するアクティビスト(物言う株主)投資家として名を知られてきたアックマン氏が従来の姿勢を転換することを意味している。

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