- 2026/04/16 掲載
海外勢の米国債保有、2月は9.49兆ドルで過去最高 日英けん引
[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米財務省が15日発表した2月の対米証券投資統計によると、海外勢の米国債保有残高は9兆4900億ドルとなり、過去最高を記録した。前月の9兆2900億ドルから2.1%増加した。
2カ月連続の増加で、市場が米連邦準備理事会(FRB)の金利政策の見通しを再評価する中でも、米国債に対する強い需要があることを示した。
前年同月比では6.6%増加した。これは今年初めの利回り低下と、他の先進国市場と比較した米国債の相対的な魅力の高さを反映している。
海外勢の保有高で首位を維持した日本と2位の英国が伸びをけん引した。
日本の保有高は2月に1兆2390億ドルに増加した。1兆3030億ドルの過去最高を記録した2022年2月以来の高水準。過去14カ月のうち13カ月で増加しており、日本の金利が依然として低水準にとどまる中、より高い利回りを求める国内機関投資家からの安定した需要を反映している。
英国の保有高は1月から2%増加し、8973億ドルとなった。
3位の中国は6933億ドルとわずかに減少。中国の保有残高は25年初めから9%減少しており、米国資産からの長期的な分散に動いている。
対米証券投資は1845億ドルの純流入となった。1月は暫定値で250億ドルの純流出だった。
2月28日に始まった米国・イスラエルとイランの戦争が市場心理に与える影響を反映し、月間の純資本フローは引き続き変動しやすい状況が続くとみられる。
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