- 2020/07/29 掲載
豪金融当局、銀行への配当見送り要請取り下げ 配当制限促す
APRAは4月に配当見送りあるいは減配を検討するよう金融機関に要請していた。
新たな指針は国内の金融大手による配当再開を認める内容のため、銀行株は上昇。一方、APRAは、指針は各機関がさらなる金融ショックに備えて通常よりも厚いバッファーを確保するよう促す意図があると説明した。
バイヤース長官は声明で「リスクが高い状況は変わらないが、われわれは豪経済と金融機関が新型コロナ感染症からどのような影響を受けているかについて理解を深めた」と説明。
「銀行と保険会社は資本配分の先送りを続ける必要はない。これは、頑健なストレステスト(健全性検査)に基づき支払いを持続可能な水準に抑え、顧客と経済の支援を引き続き優先することが条件になる」とした。
モーガンズ・フィナンシャルのアナリスト、アジブ・カーン氏は、国内最大手のコモンウェルス銀行
APRAの配当見送り要請に強制力はなかったが、ウエストパック銀行
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