- 2026/08/07 20:09 掲載
ChatGPT無料版「テキスト無制限」へ、GPT-5.6 Luna標準化し「Think」も来週導入予定
対象となるのはFreeとGoのユーザー。GPT-5.6 Lunaは今週中に標準モデルとなり、翌週からテキストチャットの無制限利用とThinkボタンを順次提供する。ただし、不正利用防止のためのガードレールは用意する。ファイルのアップロードや画像、その他のツールについては、引き続き利用上限を設けるという。
一方、PlusとProのユーザー向けには、高性能モデル「GPT-5.6 Sol」を更新した。Web、モバイル、デスクトップ版では、回答にどの程度の推論時間を使うかを調整する新たなスライダーを提供。簡単な質問では素早く答えさせ、計画策定や調査、文章作成、コーディングなどでは、より深く考えさせる使い分けを可能にした。
回答精度も改善した。OpenAIによる金融、医療、法律分野の社内評価では、少なくとも1つの事実誤認を含む回答の割合が、GPT-5.5 Instantと比べ、GPT-5.6 Lunaで約62%、GPT-5.6 Solで約68%少なかったという。日付や数字、情報源などを確認しながら回答する能力を強化したとしている。
GPT-5.6シリーズは7月9日に一般提供が始まり、最上位のSol、日常業務向けのTerra、高速・低コストのLunaという3モデルで展開している。さらにOpenAIは7月30日、LunaのAPI価格を80%引き下げた。低コストモデルの効率改善を進める中で、今度は一般利用者にも利用枠を大きく広げる形となる。
OpenAIによると、ChatGPTは毎週10億人が利用している。同社は今回の変更について、最新モデルへのアクセスを広げ、無料ユーザーが回数制限を気にせずテキストで質問を続けられるようにする取り組みと位置付けている。ただし、今回変更するのは通常のChatGPTのチャットだけであり、「ChatGPT Work」や「Codex」のモデル構成には変更がない。
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