- 2020/08/31 掲載
カナダGDP、6月は前月比6.5%増 第2四半期は最大の落ち込み
第2・四半期GDPは、新型コロナの感染拡大を抑えるために事業が閉鎖した影響で年率38.7%減と、過去最大のマイナスとなった。市場予想は39.6%減だった。
カナダ統計局は、7月のGDPが3.0%増加すると推計した。
スコシアバンクで資本市場経済部門を率いるデレク・ホルト氏は「今のところ、確実にV字回復を遂げている」と述べた。
6月のGDPの内訳は、生産業が7.5%増。サービス産業は6.1%増だった。20の産業部門のうち19部門が増加した。
ただ、GDPが早期に強い回復を見せたとはいえ、回復の道のりは長いと指摘する声もある。
RBCエコノミクスのシニアエコノミスト、ネイサン・ジャンゼン氏は「従来想定ほどではないかもしれないが、来年のカナダ経済は生産能力を大きく下回って推移するだろう」と述べた。
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