- 2020/09/02 掲載
午前の日経平均は反発、70円高 利益確定売りで伸び悩み
前日の米国株市場では、S&P総合500種とナスダック総合が最高値を更新したほか、ダウも200ドル超上昇した。アップルやズーム・ビデオ・コミュニケーションズがテクノロジー株の上昇をけん引。製造業景気指数が予想を上回ったことや、新型コロナウイルス追加対策を巡る協議への動きも楽観論を後押しした。
寄り付きの日経平均は前営業日比123円02銭高の2万3261円09銭となり反発スタート。149円33銭高の2万3287円40銭で高値を付けた後は伸び悩み、2万3200円台での一進一退の展開となった。前場の上下の値幅は約83円にとどまった。
TOPIXは0.16%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8831億6300万円。東証33業種では、海運業、電気機器、小売業などの19業種が値上がり。半面、鉱業、石油・石炭製品、空運業などの14業種は値下がりした。
市場では「やや過熱感もあり、動きに乏しい。米国での追加経済対策がまとまれば株価は上昇するだろうが、今のところは様子見ムードとなっている。自民党総裁選についても、市場は菅氏の当選を織り込み始めているものの、確約はされていない。積極的に動くのは難しい」(東洋証券のストラテジスト、大塚竜太氏)との声が出ていた。
個別では、太陽誘電<6976.T>、村田製作所<6981.T>、TDK<6762.T>などのアップル関連株がしっかり。米アップル
東証1部の騰落数は、値上がりが1030銘柄、値下がりが1031銘柄、変わらずが110銘柄だった。
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