- 2020/09/04 掲載
豪ヴァージン、債権者がベインによる買収を承認 戦略的再編へ
同社は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で需要が激減し、4月に約70億豪ドル(51億米ドル)の負債を抱えて任意管理手続き(日本の民事再生法に相当)に入っていた。
デロイトによると、べインが約束する総拠出額は約35億豪ドルで、無担保債権者は債権の9─13%が返済される。
デロイトは、ヴァージンの株式について、10月31日までにベインに譲渡される見込みとした。
ベインのマネジングディレクター、マイク・マーフィー氏は発表文書で、買収が承認されたことについて、ヴァージンの再建に向けた重要な節目となると述べた。
ヴァージンはベインの事業計画の下、全従業員の3分の1に相当する3000人を削減する計画。
ヴァージンは国内大手カンタス航空
スカラー最高経営責任者(CEO)は2日、ヴァージンは法人顧客の取り込みも引き続き目指すが、やみくもに大口顧客を追い求めるのではなく、コストパフォーマンスを重視したマーケティングを行う計画だと述べている。
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