- 2020/09/07 掲載
FRB議長、米雇用統計は「良好」 低金利「必要な限り」継続へ
パウエル議長は、米公共ラジオ局(NPR)とのインタビューで「雇用統計は良好だった」と評価。同時に、旅行やレジャー産業など、経済の複数の分野が引き続き「コロナのパンデミック(世界的大流行)の直接的な影響を受けており、今後は一層厳しい道のりになる」と語った。
その上で「経済活動を下支えるため、長期にわたる低金利が必要になる。それは何年にも及ぶだろう」とし、「どれほど長期間になったとしても、FRBは支援していく」と言明した。
さらに「われわれは経済に必要とみられる支援を性急に解除はしない」と強調した。
また、景気回復にはFRBだけでなく、議会からの支援も必要との認識を改めて示した。
8月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比137万1000人増と、伸びは前月の173万4000人から鈍化したほか、予想の140万人を下回った。失業率は8.4%と、前月の10.2%から改善した。
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