- 2020/09/14 掲載
タニタ、活動量計の中核技術「タニタアルゴリズム」の外部提供を本格開始
スマートフォンやウエアラブル端末などさまざまなITデバイスが普及する中、これらの機器において健康領域への対応ニーズが高まっています。タニタは2009年4月に活動量計「カロリズム」を発売。以来、活動量計測のパイオニアとして、さまざまな商品をラインアップしてきました。活動量計は、内蔵した3D(3軸加速度)センサーで計測したからだの動きに加え、性別、年齢、身長、体脂肪率などの生体情報から統計学的な分析を行い、消費エネルギー量などを推定しています。この分析を行う計算式がアルゴリズムです。タニタの活動量計アルゴリズムは、消費エネルギー量計測のゴールドスタンダードとなっているヒューマンカロリメーターと呼気ガス分析装置によるデータ収集による実験を行い、その結果を基に開発。これにより両装置と高い相関を実現しています。
本アルゴリズムを搭載することにより、さまざまなデバイスやサービスにおいて高精度で信頼性の高い活動量値を表示できるようになります。現在、多様な健康領域のスマートフォンアプリがありますが、スマートフォンに標準搭載されている基本アプリで計測した歩数を使用するもの、スマートフォン内の加速度センサーなどの情報から歩数を導き出すものなど、歩数や消費エネルギー量などの算出方法はさまざまです。タニタでは、新たに健康領域に取り組む事業者はもちろん、既に歩数や活動量を活用したビジネスを展開しており、より精度の高い計測結果を求める事業者に向け、ニーズに応じて、分析のベースにするパラメーターや用途に合わせてカスタマイズした「タニタアルゴリズム」を提供していきます。
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