- 2020/11/25 掲載
アパレル向け需要「予報」=気象データを活用―伊藤忠・気象協会
伊藤忠商事は25日、日本気象協会と提携し、アパレル業界向けに衣料品の需要を予測するサービスを始めると発表した。アパレル各社の販売実績と気象データを組み合わせた上で、将来の気象予想に基づき、商品ごとに1週間から半年先の需要を予測して提供する。
2021年の春夏シーズンから試験運用を開始。22年春夏シーズンから実際に事業化する計画で、「3年後に30社程度の利用を目指す」(伊藤忠)としている。
アパレル各社の需要予測は、前年の販売実績や長年の経験をベースに立てられており、余剰在庫を抱えるケースも多い。これに対し、科学的な予測が可能な気象データを活用すれば、精度の高い需要予測に基づく生産・販売計画が可能になると判断した。
【時事通信社】
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