- 2020/11/26 掲載
米耐久財コア受注、10月は予想上回る0.7%増
コア受注は9月に1.9%増加していた。
10月の前年同月比は0.2%増だった。
10月は電機・家電とコンピューター・電子製品、一次金属、組立金属製品の受注が増えた。一方、機械は減った。
国内総生産(GDP)の設備投資の算出に用いられるコア資本財の出荷は前月比2.3%増だった。9月は0.7%増加していた。
機器の設備投資は5四半期連続で減った後、第3・四半期は力強く持ち直した。エコノミストは、GDPが第3・四半期に過去最大の伸びを記録した後、減速するとみている。
第3・四半期GDPは年率33.1%増だった。第2・四半期GDPは31.4%減と、政府が統計を開始した1947年以来最も大幅な落ち込みだった。第4・四半期GDPの成長率見通しは5%を下回っている。
全体の耐久財受注は1.3%増。9月は2.1%増加していた。耐久財はトースターから航空機まで3年以上使われるモノを指す。10月は輸送機器が1.2%増加し、全体を下支えした。9月は3.3%増加していた。輸送機器のうち自動車・同部品は10月に3.2%減。一方、民間航空機は38.8%増加した。民間航空機の受注は前月まで3カ月連続でなかった。
PR
PR
PR