- 2020/11/30 掲載
東証とJPXに業務改善命令、CEO「真摯かつ厳粛に受け止める」
JPXの清田瞭最高経営責任者(CEO)は記者会見で陳謝し、「業務改善命令を真摯かつ厳粛に受け止め、再発防止に全力を尽くす」と述べた。清田CEOは月額報酬の50%を4カ月減額する。JPXは、東証の宮原幸一郎社長が11月30日付で辞任する人事も発表。システム障害を重く受け止め、本人から辞任意向の申し出があったという。
清田JPXCEOは留任し、12月1日から東証の社長を兼務する。
東証は10月1日午前の取引開始前から売買システムに不具合が発生し、1999年の取引システム化以降で初めて、全銘柄の売買を終日停止した。金融庁は障害の原因などを詳しく調べるため立入検査を実施した。
(平田紀之、青山敦子 編集:内田慎一)
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