- 2020/12/01 掲載
求人1.04倍、わずかに改善=失業率は3.1%に悪化―10月
厚生労働省が1日発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント上昇の1.04倍だった。改善は2019年4月以来1年6カ月ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞で春以降大きく落ち込んだ企業の求人数が回復傾向を見せている。
ただ、11月以降は感染が再拡大しており、厚労省の担当者は「今後の動向は不透明だ」と話している。
総務省が同日発表した労働力調査によると、10月の完全失業率(同)は前月比0.1ポイント上昇の3.1%となり、2カ月ぶりに悪化した。
【時事通信社】
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