- 2020/12/01 掲載
仏11月製造業PMI改定値は49.6に低下、3カ月ぶりに50割れ
新型コロナウイルス対策の部分的ロックダウンで伸びが鈍化したが、輸出主導の企業は好調な外需を背景に楽観的見方を維持している。
IHSマークイットのエコノミスト、フィル・スミス氏は、製品製造部門がロックダウンの影響を受けたと指摘した。ホスピタリティー部門の閉鎖が特に消費財の生産に影響したという。
同氏によると、輸出は内需後退の影響を和らげた。欧州や中国を中心としたアジアからの新規受注増加を指摘する声が多かった。
メルケル首相と州首相は先週、部分的ロックダウンの12月20日までの延長で合意した。
スミス氏は「ロックダウンの延長は、目先の製造業の見通しにとって一定の下押しリスクとなる。ただ、企業は2021年の見通しについてかなり楽観的だ」と述べた。
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