「ジャポニカ学習帳」メーカーと提携＝キャラクター活用し販売拡大―コクヨ

文具最大手のコクヨは１０日、「ジャポニカ学習帳」で知られる同業のショウワノート（富山県高岡市）に約１５％を出資し、資本業務提携したと発表した。両社は既に人気アニメ「鬼滅の刃」などのノートを共同開発しており、児童向けキャラクター関連商品を得意とするショウワ社と組むことで販売拡大を目指す。

コクヨは１１月に議決権ベースで約１５％の株式を取得した。取得額は非公表。コクヨは幅広い世代が利用する「キャンパスノート」を手掛けており、提携を通じて双方の販路や文具の製法ノウハウを持ち寄り、新商品の開発やシェア拡大を図る。

鬼滅とコラボして１０月に売り出した共同開発のノートは既に約１００万冊を売り上げた。

【時事通信社】 〔写真説明〕ショウワノートのジャポニカ学習帳（同社提供）